古民家改修 完成見学会開催
昨年末からお打ち合わせをさせて頂いていた、純日本家屋のリノベーションがようやく完成しました。
今回お施主様のご厚意で
2024年7月6日(土曜日)
2024年7月7日(日曜日)
10時〜16時で見学会を開催するさせて頂く事となりました。
時間枠は両日とも5枠ございます。 1枠1組様のご予約制とさせて頂きます。
10時〜11時、 11時〜12時 、13時〜14時 、14時〜15時、 15時〜16時
ご予約はこちらまで
当日は、リノベーション後の古民家内部をご見学頂けます。 また、古民家鑑定士でもある設計士と、1級収納アドバイザーも常駐しておりますので、今回のリノベーションにあたっての様々な工夫やアイデアも聞けるかも?! リフォーム予定のある方もない方も、日本家屋が好きな方も、どなたでもご見学可能です。 ご興味ある方は、ご予約フォームからご予約頂くか、お電話(072-696-3000)にて“古民家リノベーションの見学をしたいのですが”とお伝え頂けますとスムーズです。
︎ 歳を重ねるにつれて少しでも安全に暮らしたいという思いと、先祖代々受け継がれてきた大切なお住まいを残したいという思いをしっかり受け止めて、 古き良きものを残しながら、リノベーション提案をさせて頂きました。
今回のリノベーションのポイントは 離れにあるお風呂とトイレをうまく母屋へ取り入れること。そして、暗くひんやりした北向きキッチンを暖かな空間にすること。大きな土間の一部と物置部屋になっていた子ども室はお風呂へ。 納戸の一部にトイレを配置しました。 もともとあった土間は朝日がたっぷりはいる雰囲気が素敵でしたので、勝手口を無くす代わりに大きな窓を配置する事で、風通しの良さは残したまま、明るい空間へ変身しました。 また、この気持ちの良い空間には、洗面所スペースを配置。帰宅後の手洗いやトレイ後の手洗いも1ヶ所で行えます。 脱衣室は全面、杉仕様。 杉は水分を含むとよりより一層香りがたちます。 そして、キッチンにも東側に窓を設けることで、風通しと明るさを確保しました。 ダイニングに腰をかけた時、遠くに梅の花や、新緑が楽しめます。 以前はスリッパを履かないと足が冷えてしまう床でしたが、断熱材も併用し、天然乾燥の杉材で仕上げました。 冬はあたたかく、夏はサラッと快適に過ごして頂けます。 天然乾燥の杉材のため、オイルをぬったり等のお手入れは不要。 むしろ、お手入れは時々乾拭きか、汚れが気になる時は硬く絞った雑巾で拭く程度でお願いしています。 天井裏には、立派な梁が隠れていましたので、せっかくなので見えるように天井も仕上げました。 新しい天井はまだ白い木質ですが、月日と共に馴染んでゆく様子と楽しんで頂くために、今回木部への塗装等の仕上げはしておりません。
リノベーションで生まれ変わった古民家を是非見に来てください。