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高槻市事務所木質化リフォームはじめました①板張り編

こんにちは、三善設計工務の西田 奈菜です。
ただいま高槻市の当社の打ち合わせルーム、二階、三階事務室のリフォーム中です。
まだまだ経過途中です、、、引越しをせず、事務所としての機能を維持しながらのリフォーム、、、。

仕事スペースを一階に移動させたり、またまた二階へ移動させたりと、、、職人と細かなスケジュールを立てながら取り組んでいる途中です。

一階打ち合わせルームは春ごろには完成!!させます!!
そんな途中経過のリフォーム現場をチラリ。
床は浮づくりの杉板(飫肥杉)です。一般的なフローリングの厚さは15mm、今回使用したのは38mmの杉板。
みてくださいこの厚さ。

分厚い!!
杉は柔らかく、なんといっても素足に触れたときのやわらかさが特徴です。その反面、傷がつきやすいという一面も。
そこでオススメなのが“浮づくり”


木には年輪がつくりだす木目がありますよね。

木目は色が濃い部分(冬目といって硬い)と色の薄い部分(夏目といって比較的柔らかい)があり、浮づくりとは木の表面を擦る事で、柔らかい夏目をけずり、冬目が浮き出る事でながらかな凹凸をつくる加工の事をいいます。


木目が優しく強調され、さらに傷が目立ちにくい。
無垢材を取り入れたいけど傷が気になる方は是非検討してみるといいかもしれません。


そして、次は天井。

天井

色白!!この色白さんは檜です。

今は色白ですが、経年とともに日にやけて飴色になりより一層部屋に馴染んできますよ。

檜は経年美化がより感じられる木材かもしれませんね。


今回は床が木目の強調された杉板なので、節なしの上等な檜の板張りにしました。
大工さんも“上等すぎて触るのがこわいッ!”と呟いていました、、
そしてちょうど真ん中あたりに、それはそれは素敵なライトがぶら下がる予定です。(お楽しみに)

自然がつくりだす優しい木目には、1/fのゆらぎといって、炎が揺らいだり、小川のせせらぎ音と同じ人を癒す効果もあります。
そんな木々に癒されながら、自分たちの住まいと暮らしについて考えるそんな素敵空間にできればと思います。


そんな打ち合わせルームには私達がこだわってる“本物の無垢材”(天然乾燥させた無垢材)を使用した柱を目と肌とそして香りで感じていただけるような空間を構想中です。


一本一本、鉋(かんな)で表面を削り仕上げていきます。今は集成材を使用した柱を使う建築会社が増え、住まいを組み立ててゆく際、職人が鉋をつかって仕上げを行う機会が減ってきました。


どうして私たちは高価な、そして手間のかかる無垢材を住まいの躯体(住まいの骨組みとなる見えない部分)に使用する事にこだわるのか


それは本当の無垢材は強さと粘りがあり耐久性が強く、そしてなんといっても人を癒してくれる木本来の力を最大限に活かすことができるから。
そんな木々で作られた住まいの中で幸せな暮らしを過ごして頂きたいそんな私たちの強い思いがあるからです。


新築だけではなく、リフォームでも是非無垢の木を取り入れてみてください。
ゆったりと穏やかな空気がながれる空間になりますよ。

木質化リフォームについてもご気軽にご連絡くださいね。

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